目次
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MILLETとは
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UVロングアームカバーの性能
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実際に使ってみて
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アームカバーとレイヤリングの考察
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最後に
MILLETとは
ミレーは1930年代に初のショルダーストラップ付きのバッグを販売し、その名を知られるようになった、フランスのアウトドアメーカー。ウェアやバックパック、寝袋も製造している。世界初エベレスト無酸素登頂に成功したチームが装備していたのはミレーなんですよ。SAAS FEE 、TRILOGYは有名なところでしょうか。
UVロングアームカバーの性能
快適性とUVプロテクションを追求したアームカバー。伸縮性のある軽量素材を使用し、縫い目のごろつきを防いで自然な着け心地を実現しました。強い日差しから腕を守りつつドライをキープし、真夏のアクティビティに集中できる環境を提供します。
ストレスのないプレ―ンなストレッチ素材
スムーズに腕に取り付けたり、外したりできるため、とてもストレスフリーで、着け心地もサラッとした柔らかい生地で快適です。
UV50+
UV〇〇、ってよく見かけますが、これってどういうこと?とよくわかっていなかったので調べてみました。
UPF(Ultra Violet Protection Factor)紫外線保護指数の略称でUVカットの世界的基準値。
衣類などの紫外線防止指数のことで、紫外線(UV)の人体影響度(=肌に紅斑が現れる)基準評価で、数値が大きいほど紫外線の影響を防ぐ。
最高数値は50+(紫外線99%カット)。←つまり、ミレーのアームカバーは最高数値なんです!スゴイ!
夏の太陽光の下で、皮膚が赤くなり始める時間を約50倍以上遅らせてくれるという数値。
フラットシーマー
特殊なミシンを使った四本針縫製。縫い合わせる生地と生地が平らな状態で縫製されているため、縫い目(シーム)がフラットでごろつきがなく、肌触りが良くなる。
袖口に立体のサムホール
手の甲まで包み込むアームカバーのため、紫外線から守られる範囲が広くてgood。
ポリエルテル ストレッチ ジャージー ポリエステル86%ポリウレタン14%UPF50+
ポリエステルは弾力性の高い素材。激しい運動にも問題なく対応。スポーツウェアによく使われている。
実際に使ってみて
実際に使ってみると、腕に通すときの肌触りが気持ちいい。優しく包まれてる~と心地よさにビックリ!よくある圧迫が強いウェアではありません。腕全体に伸ばしていくときも滑らかに伸ばすことができました。ススススーっと移動してくれますのでストレスは感じません。また着用してみると、少しヒヤッとした肌さわり。私の勝手なイメージでムシムシして暑いんだろうな~という想像とは違い、とても快適性がありました。
生地はぺらぺらなわけではなく、ちょっと厚みがあるので、今時期多い蚊やアブの攻撃を防ぐことができそうです。また私の使っているアームカバーは黒色ですが、太陽光で熱くなるっといったことはそれほど感じませんでした。
億劫になりつつあったアウトドアに光が降り注ぐ
私は肌が弱い体質で、気温30度の晴れの日に野外で半袖で活動していると、30分もしないで腕に違和感を感じはじめ、その日のうちに太陽湿疹がでてきてしまいます。もちろん、日焼け止めクリームを塗ったりしたこともありますが、あまり効果は感じられませんでした。そのため、野外活動をするときは長そでを着て紫外線予報をしなければいけなく、野外での活動がやや億劫になりつつあったのです。
そんなときに私が愛用しているメーカーMILLETにアームカバーがあることを知りました。
良いキッカケだし、使ってみるか!っと思って購入したのが良かった。
こんなに嬉しいことはありません。
アームカバーとウェアレイヤリングの考察
ここでちょっとレイヤリングについて考えてみたいと思います。
よくあるパターンとして例をあげると…
登山をするときに、歩き出しは体が温まっていない状態のため、厚着をして動き出し、登っている途中で、体が温まってきて、暑い!脱ぎたい!っといったことがよくありますよね?①ザックを下ろし、②厚着していたウェアを脱いで、③ザックに入れて、④背負い、⑤また歩く、といった工程が生じるわけですが、これがレイヤリング次第でだいぶ変わってきます。
例えば私のレイヤリング一例として
私の場合ですが、夏の暑い季節は
裸→ミレードライナミックメッシュ(アミアミのあれです。)→シャツ+ミレーUVアームカバーが基本装備。
歩き始めはアームカバーを伸ばして着用し活動します。歩いていて体が温まり、ちょっと汗かいてきて暑いな~というときはアームカバーを手首のところまで下げて、体温調節をします。かかる工程は①アームカバーを下ろす。だけです。シンプルで効率が良いですよね。本格的に厚くなってアームカバーもいらないな、というときは外してポケットにしまうといいでしょう。
長そでにシャツを重ね着をするパターンやシャツの上からウェアを着るパターンでは、どうしても暑くなると「脱ぐ」という工程が必要になります。いちいちザックを下ろさないといけなく、繰り返せば体力の損耗と時間の消費という点に繋がります。安全に登山をするという観点で見れば、この点はできれば削減したい工程です。(冬はまた違ったレイヤリング思考が必要です)
また脱ぎ着という点で、男なら周囲の目があまり気になりませんが、女性はちょっと抵抗があるのではないでしょうか。そういった点を考慮した際に、シャツ+アームカバーは良いレイヤリングと言えます。
雨が降ったり、気温が低くなる、風が強いなどの天候になったときは、雨具やウェアを1枚羽織って調整するといいです。私はミレーのティフォン50000のウェア上下を使っています。おススメですよ!
最後に
当初、日焼け予防として購入したミレーのUVロングアームカバーでしたが、レイヤリングの一つとして考慮すると、登山の安全性を高める、優れた道具であることがわかりました。
みなさまも、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
登山だけでなく、日ごろの野外活動でも快適に使えますよ♪
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