アウトドアで大活躍オピネルナイフ

キャンプ
みなさま、こんにちは。よしぼうです。                           北の大地でのびのびと自分らしく人生を送っている傍ら、アウトドアガイドとしても活動しているとかいないとか。
みなさまは、アウトドアやキャンプで、紐を切る、野菜を切る、紙を切るなどなど、何か物を切るときに使うナイフ、何を使っていますか?
モーラナイフを使っている人、オピネルナイフを使っている人、レザーマンやVICTORINOXと様々な種類のナイフが世の中にはあります。
今回紹介するのは、OPINELナイフ(折りたたみ式)です。
初心者の人にもわかりやすく解説していきます。
またカーボン刃の黒錆加工のやり方も特別に紹介します。
それでは行ってみよう!

目次

  1. OPINELとは
  2. オピネルナイフの種類
  3. ステンレスとカーボンの違い
  4. 取り扱いについて
  5. カーボン黒錆加工方法
  6. 最後に

OPINELとは

1890年、ジョセフ・オピネルは折り畳み式ナイフの原型を開発し、そのナイフは開発者の名前にちなんでオピネルと名づけられました。フランスのメーカーです!

1897年には、№01から№12種類のサイズで展開。1955年には、ジョセフの息子であるマルセルが使用中でも持ち運び中でも葉をしっかりと固定できる「ビロブロック」を開発。その画期的な機能は、現在でも引き継がれている。

1985年には、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館の「世界の美品100特選」に選ばれたほか、ニューヨーク近代美術館目録にもその名を連ね、1989年にはラルース百科事典に後世に残したい品として掲載されています。

130年以上の間、OPINELは自然愛好家、料理人、登山家、ガーデナー、有名な芸術家や冒険家をはじめ、世界中の様々な人に愛され、選ばれています。

OPINELナイフ(折りたたみ式)の種類

ステンレススチールナイフ №6~№12(刃渡り約73㎜~120㎜)

カーボンスチールナイフ №6~№12(刃渡り約73㎜~120㎜)

よく使われているのは7,8,9あたりでしょうか。

ステンレスとカーボンの違い

ステンレススチール

特徴:鉄にクロムやニッケルを含み、クロム含有量が少なくとも10.5%以上の合金鋼のことをステンレススチールといいます。クロムの追加により、パッシベーション層という極薄酸化膜を表面に作り出し、刃を錆から保護しています。

すべてのオピネルのステンレススチールナイフに「錆びない鋼鉄」を意味する「INOX」の文字が彫刻されています。

ステンレススチールナイフは錆に強いので、カーボンスチールナイフほど頻繁にメンテナンスを必要とせず、お手入れが容易で嬉しいポイント。定期的にメンテナンスオイルを塗布すると、より長く使うことができる。

カーボンスチール

黒錆加工↑

特徴:スチールとは鉄と炭素の合金のこと。その他元素をほぼ含まない鋼のことをカーボンスチールといいます。カーボンスチールナイフの魅力は、なんといっても切れ味が抜群なこと。研ぎやすい性質なので、普段から刃のメンテナンスを心がけていれば切れ味を保つことができます。自分流に切れ味をコントロールしたい方や、日ごろから手をかけてメンテナンスを楽しみたい方には、うってつけ。

ただし、硬く切れ味が良い分、欠けやすく錆びやすいため、硬い素材への使用や、湿気の多い環境での使用・保管は注意が必要です。

ひと目で材質が分かるよう、オピネルのカーボンスチールナイフの刃には「CARBONE」の文字が刻印されています。カッコいいポイントです!

取り扱いについて

使い方

まずロック環を開放します。

ロック状態↓

ロック解放↓

刃をゆっくり引き出す。

ロックする↓

ロック環をしっかりしないと、誤って自分の手を切る可能性があり、注意が必要。しっかり確認しよう。

メンテナンス方法

ステンレススチールナイフの場合

ハンドルを濡らさないよう、注意し刃を温水ですすぎます。

スポンジと食器用洗剤で刃を洗ってください。

洗った後は刃をたたむ前に十分乾かしてから保管します。

錆びにくいと言われるステンレススチールであっても、絶対に錆びないということではありません。ステンレススチールナイフもカーボンスチールナイフと同様に、普段から湿気の多い環境での長期保管は避け、定期的に刃を取り出して状態をチェックしてください。

カーボンスチールの場合

流水にさらさず、食器用洗剤と温水で湿らしたスポンジで刃を数回拭います。その後乾いた布でふき取ってください。

カーボンスチールナイフを使用後そのまま放置してしまうと、一晩で錆が発生してしまうことも。例え錆びてしまっても、ホームセンターなどで購入できる錆び取りスプレーで除去できますが、長時間放置すると錆はなかなか取れません。

末永くオピネルナイフを使うために、使用したその日のうちにお手入れをし、定期的にメンテナンスオイルを塗布することをおすすめします。

ハンドルの手入れ

20℃くらいの温水を湿らせた清潔な布でハンドルをふき取り、その後すぐに乾いた布で拭きます。

絶対にハンドルを流水にさらしたり、溝部に水をハンドルの歪みの原因になります。

カーボン黒錆加工方法

私は黒錆加工を紅茶のティーバックでしました。

はじめは柄から刃を取り出し、刃を浸して黒錆加工する予定だったのですが、刃を止めているピンがどーしても外すことができず、断念しました。(←30分くらいピンと闘いました。ピン抜きで「壊れろー!!」ってくらい叩いてもビクともしない。)

そのため、刃を伸ばした状態で、コップに紅茶を入れ、ナイフを立てて入れ、放置。といった流れです。やることはとても簡単です!

紅茶は濃いめ、500㎜ℓに3パックくらい。ナイフを入れる時は柄が紅茶に浸からないように注意。←私はつけてしまって木が膨張し、ナイフが閉まらなくなりました苦笑。放置する時間は1時間程度、はじめは小さな気泡がプクプク出てきて、次第に液も濃くなっていきます。

紅茶に含まれるタンニンを利用した黒錆加工は、絶対に錆びない、という加工ではありません。やはり、定期的にメンテナンスをする必要があることを知っておきましょう。

最後に

ここまでオピネルの折りたたみ式ナイフについて解説をしてきましたが、オピネルは折りたたみ式以外でも色々なナイフがあります。

刃の部分をスプーンやフォークに取り換えることができたり、ツール、ピーラー、ペティ、カービング、子供向けラウンドティップ、フォールディングノコギリなど。

自分の目的にあったナイフを見つけることができるかもしれません。

 

 

 

贈り物としてもおすすめ♪

 

 

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