サバイバル必携!SEREポーチを知ってるか?

ヘリコンテックス
みなさま、こんにちは。よしぼうです。                           北の大地でのびのびと自分らしく人生を送っている元自衛官。
サバイバル・ミリタリーの道具紹介 mission 1
注目!
これよりヘリコンテックスのSEREポーチについて解説する!
自分が所持しているこのポーチの機能および細部について詳しく紹介するぞ。
サバイバルに興味のある者、興味があったけど実際どうなのか疑問を持っていた者のために情報提供になれば幸いである。
それでは解説する、全身用意、前へ~!

目次

  1. HELIKON-TEXとは
  2. SEREポーチのSEREの意味
  3. 機能・細部
  4. 実際の使い勝手
  5. 最後に

HELIKON-TEXとは

HELIKON-TEX(ヘリコンテックス)は、1983年にポーランドのサープラス業者を前身として創業された会社である。現在は、ヨーロッパを中心として世界中に軍用衣料・装備をプロからアウトドアマーケットまで供給するブランドである。

SEREポーチのSEREの意味

まず、SEREとはシアと読む。ベトナム戦争中に米空軍がパイロットへの墜落時の対処方法として作成されたトレーニングの名称で、

Survival=生存

Evasion=回避

Resistance=抵抗

Escape=逃亡

それぞれの頭文字を合わせてSERE。限られた道具を駆使し、ジャングルや砂漠といった限られた資源の中、生き残る=サバイバルするための手段をトレーニングした軍人が使っている道具を持ち運ぶためのポーチ。ちなみにトレーニング対象は、特殊部隊隊員、一般兵士、軍属、PMCと拡大されている。

戦場にデカいランタンやストーブ、保冷ボックス、焚火台、テントなんて持っていきませんからね。自分の経験とサバイバル技術が生き残るために必要であり、現在の便利すぎる日常にドップリ浸かっていると、いざ震災が起こったとき、何もできず、無力感や無気力、生きる力が弱くなってしまう。特に最近は異常気象が多く、水道や電気が使えなくなることが多々発生している。これを機に、限られた最低限の道具だけで生きていく術を知り、経験し、技術を磨くことが大切であると言えよう。

機能・細部

SEREポーチには、500Dコーデュラナイロンが使用されているため丈夫な生地である。ちょっとやそっとでは破けたりしない。

MOLLE/PALSへの対応に加え、ベルトに直接装着、ストラップを使用してウエストポーチ、肩掛けポーチとしても使用できる4WAYポーチである。自分がどのような活動をするかで使い分けができるのはありがたい。

緊急時に必要な装備、折りたたみナイフ、マルチツール、火口、フラッシュライト、ライターなどを内部のポケットに個別に収納できる。小さいながらも収納ポケットはいくつもあるため、荷物がごちゃ混ぜになることは防げるため、使いたい道具を速やかに取り出すことができる。

両サイドに付属のループにカラビナなど使用してグローブなどを下げることも可能。重たすぎるものはさすがにマズいのだが、500mlのペットボトルくらいなら吊るすことは容易である。

素材 500Dコーデュラナイロン

サイズ 約高さ15㎝×横14㎝×幅4㎝

カラー ブラック、オリーブグリーン、シャドウグレイ、アースブラウン

実際の使い勝手

実際に使っている感触として

チャックの開け閉めのスムーズ性は、緊急時にパッと道具を出したいときに嬉しいポイント。また泥や汚れが入らないように工夫されていることと、多少の雨なら侵入を防ぐことができる。先ほども述べたように、生地自体が丈夫であるため、多少雑な扱いをしても破けたりはしない。

内側には鍵ループが2つ付いているため、鍵などの脱落防止ができて安心。

ポケットが3つあり、1つのポケットはSAWYERの浄水器が入るくらいのサイズ。

3つのポケットの反対側にはメッシュのポケットが1つある。こちらは大きなポケットになっているため、ある程度横幅のある道具を入れることができる。

ちなみに自分が今現在入れている道具たちはこんな感じである。

これくらいの道具が入っていても、まだ少し余裕があるくらいの容量で、「意外と入りますね!」といった驚きがある。

ウエストポーチとして使う場合、ちょうどいい幅で腰に巻き付くため、食い込んで痛い、嵩張って邪魔だ、なんてことはない。絞ったときに、その位置で固定されているため、調節のストレスはない(たまにユルユルすぎて、いちいち締めなおさないといけないポーチがあったりする)。

SEREポーチ+他のポーチ等という組み合わせも可能で
例えば自分はこのような組み合わせでセッティングしている。
SEREポーチに、アークテリクスリーフのリガ―ハーネスを購入した際についてきたハーネスを入れる袋である。本来の使い方ではないのだが、これが便利な袋で、500mlのペットボトルがスッポリ入るし、巾着のようにキュッと締めることができるため、落ちる心配はありません。
また自分はよく野鳥観察や草花・樹木の観察をする際にメモやスケッチを取ったりするのでメモ帳をこのアークテリクスの袋に入れて持ち歩いています。シンデレラフィットで気持ちいいですよ。虫よけスプレーやクマスプレーなんかも入ります。
外側のループにはペットボトルを吊るすカラビナをつけていてる。500mlでも壊れる様子はない。しかし、プラプラ激しく動くので、登山や長時間行動する時は、かなりのストレスとなるので注意が必要である。なので自分は350ml程度の小さいボトルを付けたり、500mlつける時は短時間行動する時とマイルールを作って取り付けている。
ヘリコンテックスのリュックやポーチには隠れ良いポイントがある。
それはナイフや鋸が通せる隙間が用意されていること。大人の指2本分くらい入る大きさの隙間があるため、ここのスペースをうまく使うことで、より便利なポーチへと変貌していく。ショッピングサイトには意外と書いていなかったり、写真では分かりづらい部分なので、実際に使っている側の良い点として情報提供をここでする。

最後に

今回紹介したSEREポーチいかがだっただろうか?

ヘリコンテックスには、まだまだ良い商品が多いので、今後も情報を発信したいと思う。

乞うご期待!

以上でSEREポーチの解説を終了する。

事後の行動にかかれ、別れ!

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